「未病で生きる」~腸活院長コラム~

幸せホルモンのお話

2025年08月01日 10:35

2025年7月30日(水)


代表的な脳内ホルモンに、アドレナリン・ドーパミン・セロトニン・オキシトシン、がありますが、僕が、その中でいちばん大切だと思っているのは「セロトニン」です。セロトニンは、自律神経のバランスを整えます。心が穏やかになりしみじみとした幸福感や爽快感を感じさせてくれるホルモンで、別名「ハピネスホルモン」とよばれています。また、アドレナリンとドーパミンの暴走を制御してくれるので、いわゆる何かの依存症になることを防いでくれます。

セロトニンが不足すると、快楽を求めすぎて何かの依存症になったり、怒りや恐怖をおさえられず人間関係が破綻してしまう恐れがありますが、中でも最も怖いのは、うつ症状やパニック障害、強迫神経症などの神経症が出やすくなることです。


では、どうやってこの大切なセロトニンを増やしたらよいのでしょうか。


残念ながら、セロトニンは貯蔵ができません。ですから、毎日生み出す必要があります。

でも、その方法は、お金をかけず誰でも気軽にできることばかりなのでぜひやってみてください。


★ポイント★

セロトニンが出ている時の感覚は、「おふろあがり」の感覚に似ています。なんだか気持ちよくて、さっぱりとして、しみじみとして、気持ちが明るくなる感じ、どんな人でも感じたことがある感覚だと思います。


NO.1は 腸活 です!! 

 ( 腸内環境によい食品を摂取する )

 *なんとセロトニンの90%は腸内で量産されます。


②起床時、日光を浴びる

③軽いリズム運動をする( 無心になってできることがポイント )

④湯船に浸かる( サウナも効果的 )

他にも

⑤ガムをかむ 

⑥タッピングタッチ

 ( 例・子どもを寝かしつける時のトントン )

⑦座禅・瞑想・ヨガ

などはとても効果的です。


逆に、セロトニンが最も枯渇する状況は、

「暗い部屋で、動かず、じっと長時間作業(主にPC/タブレット/スマホ 系)をする」ことです!!

つまり、現代人は、普通に暮らすとほぼセロトニン不足なのです。

ですから、セロトニンをゲットする活動を意識して行うことを僕は強くおすすめします。